中小企業新事業進出補助金(第3次)|学術研究・専門技術サービス業の活用ガイド
最終更新:2026/6/17|監修:中小企業診断士・認定経営革新等支援機関
中小企業新事業進出補助金は、既存の専門知識や技術を基盤に新たな事業領域へ踏み出す中小企業を支援する制度です。学術研究・専門技術サービス業では、調査・分析・検査・設計などのコア技術を転用した新サービス開発や新市場参入への活用が想定されます。第3次公募の詳細な要件・補助率・上限額は公募要領で必ずご確認ください。
この業種の採択事例
水中ドローンによる港湾インフラ点検事業
想定概要:水中ドローンを導入して港湾構造物の点検サービスに新規参入し、従来の潜水士による点検業務を高度化・効率化することが想定される取り組み。
北海道における再生フロン事業の確立と空調業界の環境負荷低減
想定概要:空調関連の専門知識を活かしてフロン回収・再生事業に進出し、環境規制対応と新たな収益源確立を同時に目指す取り組みと想定される。
景観にグリーンインフラを共存させる、エクステリア分野への進出
想定概要:設計・景観に関する専門技術を応用し、緑化・グリーンインフラを組み込んだエクステリア設計・施工という新分野へ事業を拡張する取り組みと想定される。
おしぼり製造サービス企業から化粧品原料・企画ビジネス新規参入
想定概要:素材や衛生管理に関する既存ノウハウを転用し、化粧品原料の調達・企画という全く新しい事業領域へ参入する取り組みと想定される。
ワークユニフォームの二次加工サービスの開発
想定概要:既存の縫製・加工技術を発展させ、ユニフォームへの印刷・刺繍・機能付加などの二次加工という新サービスを開発する取り組みと想定される。
Yokkaichi地域共創事業
想定概要:地域の専門人材・技術リソースを束ねた地域課題解決型の新事業モデルを構築し、地域内外の事業者との共創によって新市場を開拓する取り組みと想定される。
学術研究・専門技術サービス業で対象になりやすい設備・経費
本業種では、新サービス提供に必要な専門機器(測定・分析・検査装置、ドローン等)の導入費用が設備投資として想定されます。また、新事業立ち上げに伴うシステム開発費・ソフトウェア購入費、外部専門家への委託費なども対象経費となる可能性があります。さらに、新市場開拓のための広告宣伝費や展示会出展費用なども計上できる場合があります。ただし、対象経費の詳細・範囲は第3次公募要領で必ず確認してください。
申請で押さえるポイント
「新事業進出」であることを明確に示すため、現在の主力事業と新事業の違い、および既存の専門知識・技術との連続性を具体的に説明することが重要です。数値根拠のある市場調査や顧客候補との具体的なやり取りを盛り込み、事業の実現可能性を高く見せることが採択につながりやすくなります。収益計画については、補助期間中だけでなく補助終了後の自走化シナリオまで記載すると説得力が増します。採択要件・審査基準の詳細は公募要領で要確認です。
申請前に確認すべき主な注意点
本補助金は「新事業への進出」が目的であるため、既存事業の延長と見なされる取り組みは対象外となる可能性があります。専門技術サービス業では「技術の横展開」と「既存事業の単純拡大」の境界線が審査で問われやすいため、新規性の説明を丁寧に行ってください。補助対象となる事業者の要件(規模・業種・財務状況等)についても第3次公募要領で事前に確認することを強くお勧めします。
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無料で相談するよくある質問
Q.コンサルティング会社やIT系の専門サービス企業でも申請できますか?
中小企業者の要件を満たしていれば、コンサルティング・IT・調査・設計などの専門サービス企業も申請対象となる可能性があります。ただし、業種ごとの要件は第3次公募要領で必ず確認してください。
Q.既存の技術を使った新サービス開発は「新事業進出」として認められますか?
既存技術を応用して新市場・新顧客向けに展開する取り組みは、新事業進出として認められる可能性があります。重要なのは「現在の主力事業とは異なる事業領域への参入」であることを明確に示せるかどうかです。審査基準の詳細は公募要領で要確認です。
Q.補助金の上限額や補助率はどのくらいですか?
第3次公募の補助上限額・補助率は公募要領で要確認です。第2次の実績をそのまま第3次に当てはめることはできません。公式の公募要領または認定経営革新等支援機関にご相談ください。
Q.採択後、いつから経費を使えますか?
一般的に、補助事業は採択・交付決定後から対象経費の執行が認められますが、具体的な事業実施期間・スケジュールは第3次公募要領で必ず確認してください。交付決定前の発注・支出は補助対象外となるケースが多いため注意が必要です。
公募要領等の一次情報に基づき作成。最終更新:2026/6/17